死亡・生存保険
- 被保険者が死亡したときに保険金を支払う。
- 定期保険は純粋な死亡保険である。保険料率の計算は、自然保険料方式と平準保険料方式の2種類がある。
- 「自然保険料方式」とは、加入者の年齢ごとにその死亡率に応じた保険料を徴収する方式で、保険期間中、毎年保険料が増加する。
- 「平準保険料方式」とは「自然保険料方式」の保険料上昇のデメリットを補うために、あらかじめ保険期間に応じて保険料を前払いするもので、保険期間中の保険料の変動がない。ちなみに自然保険料方式の場合、その年に払い込まれた保険料は、すべて保険金として出て行くことが前提になっているので予定利率という概念がない。予定利率は前払い保険料が発生する平準保険料方式のみの概念である。
- 被保険者が満期時に生存しているときに保険金を支払う。
- いわゆる「年金」は生存保険に該当する。生命表によって生存している人の年齢ごとの割合から延べの受け取る回数を計算して、その間の金利(予定利率)も考慮に入れて、積み立てられた原資から加入者すべてが毎年一定の年金額を終身で受け取れるようにしたもの。
- ちなみに養老保険は上記死亡保険と生存保険を1対1でブレンドしたもので、生死混合保険とも呼ばれる。終身保険は生存が支払条件とはなっていないが、保険数理上は養老保険の満期を105歳に伸ばしたものである。
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