バカラ(英Baccarat、伊Baccarà)とはカジノゲームの一種であり、トランプが使われる。
バカラとは、イタリア語でゼロの意味。バカラは高額な掛け金をかける人が多い。
バカラはカジノゲームの中でも大金が動くゲームのため、多くのカジノではVIP待遇でもてなすバカラ専用の部屋を用意している。
ディーラーが数組のカードをシャッフルし、シューターといわれるカジノ専用のカードケースに入れる。ゲームに参加した人たちは「プレイヤー」側が勝つか「バンカー」側が勝つか予想し賭ける。ディーラーは「プレイヤー」と「バンカー」に2枚のカードを配る。
Aは1、2から9は表示どおりの数字で、絵札はすべて0として数える。 繰り上がりは考慮せず、繰り上がった場合でも下一桁のみを評価する。
バカラでは、カードをめくる際、しぼりという独特の方法を使ってカードをめくる人がいる。しぼりとは、ただ単にカードをめくるのではなく、端の方から少しずつのぞきこんでゆく。 一般的に一辺が短い方からしぼる、そこで次の4つの判断ができる。
1.スートが見えない場合(A)、4.絵が出てきた場合(J、Q、K)はすぐにカードを開く。2.スートが1つ見えた場合(2、3)はそのまましぼり、2または3を確定する。3.スートが2つ見えた場合(4、5、6、7、8、9、10)今度はカードの長辺からしぼりはじめ次の3つの判断を行う。
その3つのどれかを判断した後、カードの短辺からしぼり最終的に数字を確定する。なぜこのような事をするのかというと、バカラは数字が1つでも違うと勝敗に大きく影響するため、頭の中で最も望むカード(勝てるカード)を念じながらじわりじわりとカードをめくることにより、カードを絞る人間の挙動や表情に注目が集まり、現実論として結果が決まりきっているゲームでもエキサイティングなものに演出されるからである。カードを絞る権利は、原則として最も高額な賭け金を積んだ者に与えられる。このため、好調である者がゲンを担ぐため、あるいは見栄、虚栄心や敵対心のためにむやみに賭け金を積み増すこととなり、バカラは最も単純にして高額なギャンブルとなりやすい。
バカラといっても幅広く、種類も多い。ミニバカラなどの改良されたゲームもある。